10分の1の確率で3000円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」の買い方

10分の1の確率で3000円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」の買い方


年末ジャンボ宝くじの発売初日。高額当選がよく出る売り場として有名な「西銀座デパートチャンスセンター」に行列をなす人々の姿も、今やすっかり晩秋の風物詩となった。宝くじ歴12年の蒲谷奈緒さん(33才・仮名)も、そんな宝くじファンの一人。

「私は毎回、横浜・桜木町にあるクイーンズスクエア内の売り場で購入しています。というのも、ここで1万円が当たったことがあるから。自宅からは遠いのですが、自分と相性のよい売り場だと思って、大安の日は会社を遅刻してでも宝くじを買いに行きます」

ところで、本当に「よく当たる売り場」なんて存在するのだろうか? 

じつは理論的にはそんな売り場は存在しない。宝くじの場合、どこでいつ買おうが、当たりやすさの目安となる「期待値」はまったく同じ。筆者も忘れていたのだが、コレは中学校の授業でも学ぶことらしい。「よく当たる売り場」として有名な場所は、それだけ宝くじの販売枚数も多いので、当然、高額当選本数も多くなるという仕組みだ。

実際、みずほ銀行による宝くじの通信販売では、過去4年間で3億円が2本、1億円が6本出ている。これも販売枚数が多いゆえんであろう。高額当選を狙うのなら、遠くの売り場まで行く交通費を節約して1枚でも多くのくじを買ったほうが、当選確率はごくわずかながらアップするというわけ。ま、夢のない話ですが。

では宝くじで高額当選する確率はどのくらいなのか? ウェブサイト「宝くじコーナー・トピックス」によると、年末ジャンボ宝くじは、世界の全人口よりも約1億多い7億4000万枚が発売され、このうち1等2億円は74本、1億円は296本。高額当選する確率は、いわずもがなゼロに等しい。せめてもの思いで1万円以上が当選する確率を計算したところ、こちらもわずか約0.001%と、さびしい結果になってしまった(※)。

「別に当てるのが目的ではありません。つかの間でもいいから、一攫千金の夢を見るのが楽しいんです」と話すのは、宝くじ歴20年の高橋千恵子さん(38才・仮名)。彼女は長年の経験から、高額当選の夢を見つつ、少しでも元手が取れる購入方法を編み出したとか。

「私は10枚ずつ連番を、バラバラに10組購入します。というのも、もしも1等が当たったら、前後賞も取りたいから連番は絶対。だけど100枚全部を連番にしちゃったら、最初の1枚を調べた瞬間に、残りの99枚の中に高額当選が入っていないことが判明してつまらないでしょ。そこで10枚ずつは連番で、その連番セットをバラバラに10セット買うんです。こう言うと、売り場では10の桁も0〜9になるように10セット選んでくれます」

すると、手元の宝くじは100桁以上はバラバラだけど、10桁以下は00〜99までの番号が揃うことになる。となると、下1桁で決まる末等(300円)は必ず10枚、下2桁で決まる3000円も必ず1枚は当たるから、最低でも3万円の投資で必ず6000円は回収できるというわけだ。

「応用編として、『10の桁を7で!』など下2桁目を特定の数字で揃えた連番を、10セット購入する方法も。10%の確率ですが、当たれば投資金額3万円で3万3000円が回収できます。ハズレれば3000円しか手に入りませんが」

一方、事務系OLの相沢弓子さん(31才・仮名)は、「宝くじは買えば買うほど損をする法則があります。だから損をしたくないのなら、本当は買わないのが一番。ですが、私は結果を見るのが年末の楽しみなので、毎回、1枚だけ購入します」

高額当選への果てしない夢。徹夜をして有名な売り場に並ぶよりも、どこかの神社で当選を祈るよりも、宝くじは現実的に回収できる方法を考慮して購入するのが得策かもしれない。(中沢 夕美恵)

※74ユニット(発売予定額2220億円)の場合の当せん本数をもとに計算。

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史上最高4億円超の可能性

史上最高4億円超の可能性

 サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは十一日、九月から導入しまだ一等が出ていない「BIG(ビッグ)」のキャリーオーバー(次回への当せん繰越金額)が3億6786万2040円となり、次回に一等が1口だけ出た場合の当せん金額が4億円を超え史上最高となる可能性が高いと発表した。

 同センターによれば、日本のくじの最高当せん金額は数字選択式宝くじ「ロト6」の4億円。

 「BIG」はJリーグの14試合の結果をコンピューターが自動的に予想する形式で、全試合的中が一等。当せん金の上限はキャリーオーバーがある場合は6億円となっている。次回は十八、十九日の試合が対象。

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